40代になって分かった30代でやっておくべき5つの事
初めまして、私の名前はミタカ、44歳になる2児の父。
大学を卒業してから4回の転職を経て、現在運輸系の企業に従事しています。
新卒で就職してから1年余りで結婚し子供ができ、家庭を築く中で転職が必要と考え、4回の転職。
家族にもいろいろと苦労をかけ、振り返ると20代も30代も失敗の連続で紆余曲折な人生です。
この記事では、私の様に40代になって「失敗した」と思わない為に「30代でやっておくべき事」を解説しています。
現在30代の方もそうだが20代の方にも、先の人生が不安に感じたら参考にして下さい。
- 20代・30代の人
- この先の人生が不安な人
- 失敗したくない人
30代とはどんな時期?
30代は人生の明暗がはっきりし始めていく時期。
この時期にやるかやらないかでこの先の未来が全く変わると言っても過言ではありません。
ここで言う「やる」とは自分を成長させるということ。
20代は仕事もプライベートも多少差が出るものの、ほぼ横並びという感じ。
しかし、30代は各自の身の振り方次第で
- 出世コースに行けるのかどうか
- 結婚により人生プランが立てられるか
など、個人ではっきりと明暗が分かれてくる大きな転機です。
仕事面
仕事面では以下の様になる可能性があります。
- 自分に合った企業に出会えて出世コースの順風満帆な人生
- 企業や人に恵まれず転職を繰り返す紆余曲折な人生
極端な例だが、30代ではここまではっきりと明暗が分かれてしまう。
例②の人生も悪いわけではないが推奨もできないですね。
そうならない為に、20代の内に最適な仕事を見つけださなければなりません。
なぜなら、30代での転職は経験や実績が無いとキャリアアップにはなりにくいから。
つまり20代での経験が良いモノでないと、30代の転職での収入アップは見込めないのです。
私自身20代、30代で天職というものに出会えて来なかったため、今とても苦労しています。
自分の適性をいかに早く見つけられるかが明暗を分けます。
個人的な見解だが、仕事は「適性」と「収入」のバランスで善し悪しが判断できます。
自分には合っている仕事でも収入がそれに見合っていなかったら
。逆に収入が良くても自分に向いていなかったら
。もちろん適性も収入も良ければ最高だが、なかなかそういう訳にはいかないのが現実。
よって、その2つのバランスが良いモノが一生続けていける仕事なのです。
とはいえ
思っていた会社じゃない
人間関係がうまくいかない
仕事がつまらない
30代でそう感じる人も少なくないでしょう。
しかし、ちょっと待って下さい。
- 20代で実のある経験をしてきたか?
- 自分の適性はわかっているか?
答えがNOなら転職すべきではありません。
間違いなく明暗の「暗」の方に行きます。
30代は20代でどう生きてきたか、自分の適性を理解できたかで明暗がはっきり分かれてくるのです。
プライベート面
プライベート面でも明暗がはっきり分かれてきます。
極端な例を以下に挙げてみましょう。
- 良いパートナーに恵まれ結婚・出産とおめでたい人生
- 良い縁がなく周りはどんどん結婚していき取り残される人生
もちろん家族・友人・同僚という人たちも当てはまるが、ここでは一生連れ添うパートナーの例を挙げています。
縁に恵まれるかどうかは運もあるが、自分の努力で勝ち取れるものでもある。
現在では「婚活イベント」や「マッチングアプリ」などで容易に出会いの場に参加できますよね。
30代でまだ縁のない方は積極的に自分に合ったパートナーを探してみましょう。
とはいえ
別に無理に探さなくていいんじゃない?
そういうのは苦手で…
と感じる方も多いです。
でも良いパートナーの存在は仕事面に直結して影響します。
お互いに支え合い良い関係を築くことによって、仕事へのモチベーションや成果が明らかに上がるのです。
よって仕事面よりプライベート面の充実の方が重要だということが分かります。
このように30代は自らの選択や心持ちで大きく40代以降の人生を変えてしまう重要な時期。
そういう時期に何をやっておけばいいか、以下に解説していきたいと思います。
30代でやっておくべき事
このように、人生においてはっきり明暗が分かれてくる30代だが、「暗」にならない為にやっておくべき事があります。
以下の様な事をやっておくと、40代以降の人生が好転しやすくなるので参考にして下さい。
自分の可能性を広げる
30代になると社会人になって10年近く経ち、経験を積み重ねて「社会」と「自分」に冷静に向き合えてきます。
自分の向き不向きやポテンシャルに気づいてきていると思います。
「適性」と「収入」のバランスがとれた仕事を見つけたなら、それに打ち込みつつ他の可能性も模索しよう。
つまり、現在の仕事にとらわれず新しい事に挑戦していくということ。
もちろん一つの仕事だけに打ち込むことも大事だが、興味のある事なら何でもやってみましょう。
例えば以下の様なことに挑戦していくことを推奨しています。
- ネットビジネス
- 資格の勉強
- スポーツ
これらは将来の仕事や健康に良い影響を与えるが、挑戦する事に意義があるので何でもいいのです。
そうすることで新しい自分を発見でき、自分の可能性を広げることに繋がるのです。
私は40代になってからブログを始めました。
30代は転職を2回経験し、具体的には何も挑戦しないままバタバタと過ぎていった。
今となってはもう遅いが「もっと早く始めていればよかった」と後悔しています。
文章で人の心を動かすことができる「ブログ」はすばらしく、今はそれが楽しくて仕方がない。
少しでも早く興味のある事に挑戦してほしいのです。
「早くやっておけばよかった」と後悔する前に。
収入の柱を増やす
前項の「自分の可能性を広げる」と似ているが、自分の得意分野を成長させ収入の柱を増やすことが大切。
今の時代は「仕事が1つだけ」ということが不安要素でもある。
一昔前なら「公務員なら安定して一生大丈夫」「大企業なら安心」「会社員が副業なんて…」という事が言えたでしょう。
しかし、今の時代ではそういってはいられない。
個人で武器を複数持っている方が将来は安心だと感じます。
幸いにもインターネットやSNSが進化した現在、個人で企業にも戦いを挑める土壌があるのです。
よって、ネットビジネスが最も取り掛かりやすく、これまでの経験も生かすことができるのでおすすめ。
例えば以下の様なネットビジネスを推奨しています。
- ネットショップ
- せどり
- ブログ
- コンテンツ販売
自分の興味があることに挑戦すればいいが、できればこれまでの経験を生かせるモノの方が好ましいです。
販売やマーケティングの経験があるのなら、「ネットショップ」や「せどり」、そうでないなら「ブログ」や「コンテンツ販売」がおすすめ。
自分の可能性を広げていく上で、スキルを活かせる収入の柱をもう1つ作る事を重要なのです。
私にはスキルがなかった。
今の40代になってそのことに気づき、猛烈に磨きにかかっている最中です。
今では少なくともブログや文章の知識は人並み以上にあるが、のほほんと過ごしてしまった30代の自分を睨みながら若干焦り気味で過ごしています。
そうなる前に自分の得意分野を磨き、収入の柱になるまで大きくしていってほしいのです。
節約して貯蓄することを心がける
30代になると、結婚し子供も産まれている人も多いでしょう。
今は子育てに追われ、毎日がめまぐるしく過ぎていき、養育費や教育費に負担が大きい。
こんな忙しい時期だからこそ、無駄を省き節約を心がけましょう。
養育費より先々の教育費の方がお金はかかるのは間違いないです。
お子さんの望む教育を受けさせてあげる為に絶対貯蓄をすべき。
子供の可能性を広げることを最優先に考えてお金を使いましょう。
節約の優先度は以下を参考にして下さい。
- 通信費
- 保険費
- 光熱費
通信費
最も取り掛かりやすく効果的なのが通信費。
特にとっかかりは携帯代の節約がおすすめ。
もしまだキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を使っているのなら格安スマホを利用しましょう。
少なくとも通信費が3分の1になるので、以下の記事を参考にして下さい。
保険費
次に効果的なのが保険費。
もしもの時に必要となるのが保険です。
かければかけるほど安心になりますが、内容が重複したり必要以上の保険をかけるのはとてももったいない。
「自分に必要な分だけかける」を意識するだけでかなり削減できます。
また、保険会社を「通販型」に変えるのも効果的。
通販型とはインターネットや電話で直接契約できる保険会社のこと。
代理店を通さないことで格安で保険契約ができるのでおすすめです。
光熱費
最後に効果的なのが光熱費。
これは日々の意識だけですぐにでも実践できます。
やる事は「エネルギーを適正に使う」だけのいたってシンプルなもの。
- 使っていない電気は消す
- スイッチ付きの延長コードで待機電力をカット
- 風呂の自動追い炊きを手動に
- 節水シャワーヘッドに変える
- 風呂の残り湯を洗濯に使う
すべてを行う必要はないですが、個人でできる範囲で無理のないこまめな節約を心がけましょう。
「やって当たり前」の習慣化することが無理なくこなすコツです。
私は20代で子供を授かってから、30代でも「貯蓄」をあまり意識せず過ごしてきました。
結婚したのも社会人になって間もなかったので、その時点でも貯蓄は皆無。
試行錯誤の転職も不発に終わり、「貯蓄できなかった」と言った方がいいです。
そのため、現在ギリギリの節約生活を強いられています。
できる時に少しずつでもいい、計画的な貯蓄を心がけましょう。
病気に負けない体づくり
30代は体にガタが出始める時期だとよく言われます。
個人的にも確かにそうだと思います。
私も35歳ぐらいになって体の痛みやだるさ、体力の低下など体の不調を感じるようになってきました。
前項で30代は子育てに追われて毎日が目まぐるしく過ぎていく時期だとも言いました。
子供優先で自分のことは後回しになりがちなのは仕方ないが、無理をしないことが大切。
家族やパートナーの力を借りてでも自分の健康に留意することは絶対忘れてはいけません。
また、仕事面においても責任ある立場を任されてくる年齢になり、仕事が忙しくて健康面でおろそかになることもありますよね
- ストレスを発散させる
- 運動を習慣化させる
時間のない時にこそ、以上の2点を意識して過ごしましょう。
最も良いのは「運動でストレスを発散する」ことで、2点を一度に処理できる一石二鳥の方法です。
私が実践しているのは「ジョギング」と「筋トレ」
ジョギングで有酸素運動、筋トレで体の根幹を作る。
それぞれ無理なく週に一度程度を習慣化することで良い体づくりができますよ。
私は20代の時もそうだが、30代になってもあまり運動をしてこなかったのです。
若いから大丈夫だろうと高をくくっていました。
異変は35歳の時。
足に未知なる痛みを感じ「痛風」と診断され、「自分がまさか…」とかなりショックでした。
それから日頃の運動を習慣化し7キロのダイエットに成功。
それ以降運動がストレス発散につながるようにもなり、なんとか人並みの健康を保つことができています。
若いころの自分は大丈夫だろうという過信は禁物。
30代から運動を習慣化し、健康な体づくりをしましょう。
良質な人間関係の構築
生きていく上で人間関係は切っても切れない。
人と関わらずに過ごしていくなんて到底無理です。
よって、人間関係が人生を左右すると言っても過言ではないのです。
30代になると仕事でも仲間同士でも人脈は厚くなってきます。
その中で関わったすべての人達と広く付き合っていく方が良いと思いがちですが、実はそうではありません。
自分に合い、かつ有益だと思う人達を取捨選択する必要があります。
つまり、人間関係をある程度絞って良質にしていくという事。
そうすることで40代以降の人生がスムーズに進むかどうかが決まるのです。
30代になって家庭を持つと家族の為に時間を使うようになり、人間関係が希薄になる傾向にあります。
私ももれなくそうでした。
私の場合は23歳の時に結婚し子供も授かったので、早くから仲間や友人関係が希薄になってきました。
そしてそのまま放置したため、現在も有益な人間関係が築けているとは言えません。
また、何度も転職したことにより同僚との付き合いが短くなり、その場限りの関係になってしまいました。
これは結構大きいことで、何かつまずいた時に相談できるのは家族のみ。
人脈があればスムーズに悩みを解決してもらえる可能性が上がったはず。
人間関係は一朝一夕では築けません。
早いうちから自分に有益な人付き合いを意識しましょう。
40代になって分かった事
スキルを早いとこ身につけておくべきだった
正直スキルをもっと早く身につけるべく動き出せばよかったと反省しています。
スキルを身につけるのは早ければ早いほどいいです。
もちろん単純に使える期間が長く、どんどん成長していけるから。
しかし、何でもかんでも資格を取ったりスキルを学べばいいわけではありません。
何を学ぶにしろ時間とお金がかかるので、自分に合った資格やスキルを選別する必要があるのです。
30代までに身につけておきたいスキルは?
私が身につけておけばよかったと思うのは、以下のようなスキル。
- 需要のある実務的なスキル
- 一人でも稼げるWebマーケティングスキル
- 生活に有利なお金に関するスキル
- 需要のある実務的なスキル
-
需要のある実務的なスキルとは、直接的に仕事に関係するスキルの事。
それは業界や職種によって異なり、例えば以下のようなスキルが挙げられます。
- PCスキル(Excel・Word・Powerpoint)
- 工業関係スキル(危険物取扱者・衛生管理者など)
- 運輸関係スキル(大型免許・フォークリフトなど)
- 建設関係スキル(大型特殊免許・宅地建物取引士・電気工事士など)
上記のスキルや資格はごく一部だが、ここでやっていきたい!と思う業界があるのなら勉強しておくと有利です。
しかし、実務経験が伴わないと活用できないモノもあるので注意が必要です。
業界によって求められるスキルは違うが、どの業界にも必要なのがコミュニケーションスキル。
企業で働く限り人との関りは切っても切れません。
実務もそうですが、周りの人間関係を円滑に進める為にコミュニケーションスキルは必須。
個人的には最も難しいスキルだと感じます。
- 一人でも稼げるWebマーケティングスキル
-
これからは本職をしながら個人で稼ぐ力が必要。
その力がWebマーケティングスキルです。
本職を取得するのに必死になる時期には難しいが、少し落ち着いた30代に学ぶのがおすすめ。
例えば以下の様なスキルが挙げられます。
- アフィリエイトブログ
- せどり
- ネットショップ経営
Webマーケティングスキルは年齢に関係なく習得できるが、長く運用できるので早ければ早いほどいいのです。
マーケティングとは無縁の職業だろうが誰でも挑戦できるのもメリット。
上手く収益化ができると、収入の柱が1つできるのでスキルと共に実益も上げることが可能になります。
- 生活に有利なお金に関するスキル
-
最後は実生活に役立つお金のスキル。
これはスキルというより知識ですね。
普通に生活をしていてお金は使っているのに意外とその知識はないもの。
生活していく上でお金の知識は絶対に必要だと思います。
例えば以下の様な知識が挙げられます。
税金
保険
金融
投資
- 義務である納税を上手く軽減する知識
- 無駄のない保険の知識
- 自分の資産を守る金融の知識
- 自分の資産を上手く増やす投資の知識
生活する中でこれらの知識は必ずしも要るものではないですが、知っておくのと知らないのでは雲泥の差。
これらを総合的に学べるのがFP(ファイナンシャルプランナー)です。
FPと聞くと敷居が高い気がするが、書籍が多くあり独学でも学べるのでおすすめ。
実際私もFP3級を勉強中です。
今の自分で満足するな
たとえ仕事やプライベートが安定していてもそれに満足してはダメ。
満足してしまうと人間は向上心がなくなる生き物です。
向上心がなくなるとその時点で成長は止まってしまいます。
今の自分に満足せず「何ができるか」「何がしたいか」を常に考えチャレンジしてほしいのです。
チャレンジすることで新しい自分が発見できます。
現状維持より少しずつでも前に進みましょう。
何も考えずにお金を使うな
現実的だが、人生を謳歌するにはお金が必要ですよね。
40代になって子供も成長し、生活費・教育費がかなりの負担になってきます。
これは紛れもない事実。
お金はよく考えてから使いましょう。
30代で節約を意識してある程度貯めておくと、40代での負担は軽くなり、思った以上の効果があります。
体のガタの来かたが半端じゃない
生きていくには仕事もお金も大事ですが、最も大事なのは「自分の体」
20代にはなかった体の不調が30代には必ず現れ、40代にはさらにそれを超えるガタが来ます。
若いうちから健康意識を高く持つことがそのガタを緩やかにしてくれたのではないかと、私は身をもって体感しています。
今は実感がなくても必ずその時は来ます。
心得ておきましょう。
人は誰かの支えがあってこそ生きていける
私はあまり社交的ではないので、人間関係が煩わしく思うことが多いです。
なので一人でも十分生きていけると思っていました。
しかしそれは間違いだと気づいたのです。
仕事でもプライベートでも誰かの支えがあってこそ上手くいくのだと。
実際、仕事では同僚や家族が、プライベートでは家族や友人が私の支えになっています。
人生を円滑に進めるには支えになってくれている人たちへの感謝が不可欠だと感じています。
まとめ
今回の記事は筆者が40代になって30代にやっておけばよかった事について書いてきました。
それは以下の様なことです。
大事なことは「成長」と「健康」そして「人間関係」を良質にしていくことです。
それが可能になれば40代以降に明るい未来が絶対待っています。
失敗してきたイチ40代男の記事を読んでいただき感謝します。
失敗しない人生を送る参考にして下さい。
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