【40代会社員】副業がバレない工夫と会社とのうまい付き合い方


副業、興味はあるけど…うちの会社、副業禁止なんだよな



就業規則グレーだし、バレたら面倒なことになるかも…



人事に知られたら評価に響くかも…?
そんな不安、ありますよね。
特に40代は、役職も責任もある立場になりやすく、“こっそり副業したい”という声はとても多いです。



今回は、会社にバレずに副業をするための工夫や注意点、そして会社とのうまい距離感の取り方をまとめてお伝えします。
- 副業をしたいけど会社にバレないか不安
- でも会社に依存したくない
- 将来の安心感を得たい
「副業禁止」はどこまで効力があるの?


副業がNGかどうかは「就業規則」でチェック!
まずは、あなたの会社の就業規則や社内イントラを確認してください。
- 完全NG:副業は一切禁止
- 申請制:許可があればOK
- 黙認:特に規定はないけど、空気的にNG
副業自体は法律で禁止されていません。
むしろ、最近は国としても副業解禁を後押ししている流れもあります。
よって、昔ながらの「全面禁止」は減ってきているのが現状です。
しかし、そう思い込むのは禁物で、トラブルを未然に防ぐために必ず確認して下さい。
副業がバレるとどうなる?



副業禁止なんですが、副業がバレるとどうなるんですか?
副業がバレるとどうなるかは、企業によって変わってきますし、就業規則にも載っていない事が多いです。
大なり小なり処分があると思っておいていいでしょう。
以下に一例を紹介します。
- 口頭による厳重注意
- 減給処分
- 出勤停止・自宅待機
- 降格処分
- 解雇、または自主退職を促される
解雇や自主退職はよっぽどのことがない限り、あり得ません。
ほとんどの場合「口頭で注意」で済むことが多いですが、守らず何回も繰り返すと処分が大きくなる可能性があります。
結局はバレなければいい?



バレなければどんどんやってもいいでしょ?
「そうです!」と言いたいところですが、そうではありません。



じゃあ諦めるしかないの?
それはもったいない!よく考えて下さい。
自分を成長させることを会社に阻む権利があるでしょうか?



私はそう思いません。
ただ単に「副収入が得たい」「ちょっとお小遣い稼ぎ」というだけではやめておいた方がいいでしょう。
ですが「成長と共に収入も付いてくる」⇒「自信になる」ことは、いくら会社に副業NGという規定があろうとも追求すべき事です。
かといって、会社の規定に反するのは危険な事です。
よって、結局のとこ「成長が伴うならバレないように副業をしろ」が結論になります。
バレる原因ランキングTOP3





副業ってどういういことでバレるんだろう…
副業がバレる原因って、実は限られているんです。
原因 | 内容 | 対策 |
---|---|---|
① 住民税からバレる | 収入があると住民税が増え、人事課に通知される | 確定申告で“自分で納付”を選択する(後述) |
② SNSや口コミで発覚 | 知人が見つけて人事にチクる | 顔出し・実名は避ける。副業アカウントを分ける |
③ 仕事に支障が出る | 本業に支障→上司に指摘される | 本業優先・スケジュール管理が超重要! |
① 住民税からバレる
会社は、本来の収入から住民税を計算して国に支払っています。
その収入以外に収入があると、追加で住民税を払うように勧告が来ます。
よって、そのズレがあると確実に人事課にバレます。
バレる原因の最も多いパターンです。
② SNSや口コミで発覚
最近はX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで発信する人が増えました。
話題作りのために、ついポロっと副業についての投稿をしてしまい、知人がそれを発見し、バレるケースが増えています。
実名や顔出しでの投稿は避け、情報共有や宣伝のためにどうしても投稿したい場合は、仮名でアカウントを分ける事を推奨します。
③ 仕事に支障が出る
副業をしていると、どうしても本業以外に時間が取られて疲れますよね。
それが積み重なると、仕事に支障が出る可能性があります。
それを上司に指摘され発覚するという事例も多いです。
基本的には本業優先、無理はしない事が重要です。
バレずに副業するための5つの工夫


① 収入の確定申告は「住民税を自分で納付」に設定!
これが最重要ポイント。
副業で得た収入は確定申告が必要になります。
その申告時に「住民税を自分で納付」と選べば、副業収入が会社にバレるリスクを大幅に減らせます。
- 確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で納付」を選択
- e-Taxでも手続き可能
これを怠れば確実に副業がバレますので、忘れずに行いましょう。
② 副業アカウントと実名・顔出しは切り分ける
SNSでの発信は実名用と副業用に分けるのが基本。
その副業用SNSやブログでは、以下の事を守ってください。
- 実名NG(仮名・ハンドルネーム)
- 顔出しNG(アイコンでOK)
- 勤務先が特定される発言も避ける
気を抜いて「社内でこんな上司がいて…」なども意外とバレるきっかけになりますので、注意が必要です。
③ 副業時間は「週末・早朝・移動中」で管理
バレやすい副業のあるあるは「勤務時間中にやっていると思われる」こと。
これは信用問題にもなるので要注意です。
- 週末にまとめて作業 ⇒ 平日は小出しに発信
- 通勤中のスマホ時間で ⇒ ブログ更新やメッセージ返信
- いつもより30分早く起床 ⇒ 朝の冴えている頭で記事の方向性を考える
副業が本業に影響しない範囲を、自分でルール化しておくのが大切です。
④ 家族にも最初に共有しておく
副業を家族に隠していて、思わぬところで話してしまうケースもあります。
- SNSで子どもが「お父さんこれやってるよ!」と発信
- パートナーが会社の人と話してポロリ
家族には悪気がないので、責める訳にもいきません。
それを避ける為には、最初から家族には
- 何をしているか
- どういう理由でしているか
- 他言は禁止であること
- その理由
を共有しておく必要があります。
なるべく「家族ぐるみ」でこっそり応援してもらうのがベスト。
⑤ クラウドソーシング・匿名OKのプラットフォームを活用
副業をするなら、実名ではなく匿名で活動しなければなりません。
副業プラットフォームには、匿名で活動できる場所がたくさんありますので、それらを活用しましょう。
プラットフォーム | 匿名性 | 向いている副業 |
---|---|---|
ココナラ | 高い | ・資料作成 ・相談 ・デザイン など |
ランサーズ / クラウドワークス | 高い | ・ライティング ・事務作業 など |
note / ブログ | 高い(匿名運営可) | ・情報発信 ・副収入型ブログ (アフィリエイト / Googleアドセンスなど) |
副業の選び方次第で、バレにくさはかなりコントロールできます。
副業をする上での心構え


会社と“敵対しない”距離感を保つ
副業をするときに大切なのは、「会社=敵」と思わないこと。
- 本業をおろそかにしない
- 会社で学んだスキルを副業に生かす
- 本業にリスペクトを持ちつつ、未来の選択肢を育てる
この姿勢があると、万が一バレても「注意」で済むケースも多いです。


副業で得たスキルを逆に本業で活かす
副業する時には、本業のスキルを活かすのが常套手段。
そのスキルを進化・派生させて副業へ活かすという流れですが、逆に進化させたスキルを本業へ転嫁すると、相乗効果が大きいです。
そうなれば、お互いwinwinの関係んなりますよね。
副業をする際は「副業スキルを本業にも活かす」という気持ちで取り組みましょう。


◆ まとめ:40代の副業は「慎重に、でも前向きに」


副業をする時は、バレるリスクを最小限にしながら、会社との関係も崩さないことが最重要です。
自分の選択肢を広げていく副業は、スキルを養った40代こそ価値があります。
- ルールを確認し
- 仕組みでリスクを避け
- 着実に育てて
- 本業へも活かす
以上のステップを守る事で、安全・安心な副業生活が送れます。



”会社に依存しすぎず” でも ”敵対せず” がベスト。
「自分の人生を守るための副業」として、前向きに取り組んでいきましょう!