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【FP解説】家計節約なら携帯料金の見直しから始めるべき3つの理由

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【FP解説】家計節約なら携帯料金の見直しから始めるべき3つの理由

悩める人

給料が上がらないのに値上げ値上げって…

一体何から節約していけばいいんだ?

ミタカ

異常気象や原料の値上がりの為に「値上げ」が家計を苦しめていますね。

節約したくても何からすればいいか分からない人も多いです。

でも答えは簡単、まず携帯料金から見直しましょう。

悩める人

携帯料金か…

どうしてですか?

ミタカ

なぜなら固定費の中で最も簡単で効果的だからです。

詳しい理由も含めてこの記事で説明していきたいと思います。

この記事におすすめの人
  • 節約したいけど何から始めていいかわからない
  • できるだけ効果的な節約をしたい
  • 自分の携帯料金が高い
もくじ

節約は携帯料金見直しから始めるのがいい3つの理由

節約月々に引き落とされる料金を見直しすることが1番効果的です。

その中でも携帯料金の見直しを最優先する理由は以下の3点です。

  • 携帯料金の相場は以前より安くなっている
  • 格安スマホに乗り換えるハードルが低くなった
  • 節約効果が大きく長期間持続できる


もし電気やガス、光回線、保険などを見直す時は、以下の様なわずらわしい事が多くありますのでハードルは高いです。

  • 工事の日程に合わせて立ち会う手間がある
  • 初期費用が高い
  • 契約変更に時間がかかる
  • 情報が少ない


① 携帯料金の相場は以前より安くなっている

携帯が一般的に普及してからその利用料金は年々上がり続け、一人当たり10,000円を超えることも珍しくありませんでした。

携帯事業はまだ発展途上だった為、利用者が多くなるにつれ基地局の増設や設備投資で料金の高いのが当たり前だったのです。

以下の要因によって携帯料金の相場が値崩れを起こし、消費者が安くサービスを受けられるようになりました。

MVNOの誕生

値下がりのきっかけは2002年の格安スマホの登場でした。

b-mobileから始まり、その後インターネットプロバイダーを中心に次々と参入。

現在は1000社以上あると言われており「MVNO」と呼ばれています。

MVNOとは

キャリアの回線の一部を借りて、安く通信サービスを提供している企業のことを言います。各社個性的なプランがあり、キャリアより格段に安いですが、回線の一部であるがゆえに通信品質が劣るという特性があります。

キャリアのサブブランドと格安プランの登場

2020年当時の菅元総理が携帯電話料金値下げの改革案を出した事で主要キャリア3社(ドコモ・au・ソフトバンク)も利用料金の値下げ対策が行われました。

その時に登場したのがサブブランド格安プランです。

これらはキャリアの回線を借りている訳ではないのでMVNOよりも月額使用料は高額(サブブランド)、またはサービスを限りなく省く(格安プラン)設定になっています。

「格安スマホ」の確立

MVNO、サブブランド、格安プランの登場により「格安スマホ」の立場が確立しました。

回線を持っているキャリアはその設備管理費やサービス重視の経営で人件費などが多くかかる為、大幅な値下げはされていないです。

したがって、格安スマホに乗り換えた方がかなり安く携帯電話を利用できます。

格安スマホに乗り換える事で携帯料金を大幅に下げることができますので、もしまだキャリアの通常プランを使っている方は大幅な節約が期待できます!

格安スマホについてもっと詳しく以下の記事にて解説していますので一読ください。


② 格安スマホに乗り換えるハードルが低くなった

以前はキャリアからキャリアへと乗り換えるという行為は、かなり面倒な作業でした。

契約中のキャリアショップに行き、解約手続きをして、新しいキャリアショップに行き、申し込み手続きをしなければなりません。

契約期間の縛りもあって、更新期間にその一連の作業を行わなければならなかったのです。

しかし、現在は以下の要因により、携帯会社を乗り換える作業が簡素化され、ハードルが低くなりました。

SIMロック解除の義務化

2021年10月1日以降から総務省によってSIMロック解除が義務付けられました。

携帯端末を購入したキャリアとは別のキャリアのSIMカードを挿入すると、インターネットや通話の利用ができないようロックされることを「SIMロック」と言います。

通信事業者によるSIMロックが「利用者の利便を損ない、利用者の権利を制限する」もの、さらに「役務の料金やサービス内容の差別化による事業者間の競争を阻害する」ものと位置づけ、独占を禁止することで消費者に選択する自由を与えられたという事です。

SIMロック解除の義務化によりキャリアの販売する端末でも他社のSIMカードを自由に使用でき、乗り換えが簡単にできるようになりました。

SIMカードとは

携帯電話などの加入者情報や短縮ダイヤルなどの情報を記録した IC カードのこと。他の携帯電話機に差し込むことで情報を移すことができます。

つまり、乗り換え手続きをして持っているスマホのSIMカードを変えるだけで携帯会社を変更でき、安く利用できるようになったのです。

インターネット上で契約の申し込みから利用開始まで完結できる

以前はキャリアのショップや家電量販店でのみ携帯会社を乗り換える事ができなかったので、インターネットの普及により手続きがオンライン上でできるようになってきたのもハードルが低くなった要因です。

現在はキャリアでもオンラインで契約や解約、乗り換えができます。

よって、携帯料金は乗り換え手続きも簡単でほとんどオンラインで完結し、いつでもどこでもすぐに見直しすることができます。

さらに初期費用もMVNOなら無料や多くて4000円弱と安く済みます。

③ 節約効果が大きく長期間持続できる

特に3大キャリアの通常プランを契約している方は、格安スマホ会社(特にMVNO)に乗り換えることによってかなり利用料金を安く抑えることができます。

例えば月々3GB使用の場合、

3大キャリア平均  5,210円
格安SIM最安値(HISモバイル)   770円
月々の差 -4,400円
年間の差    -53,280円

一目瞭然ですが年間の差を見ると驚きですよね。

一度乗り換えてしまえば、ずっとこの効果が続くのです。

さらに家族の人数が多ければ多いほどお得なので乗り換えて節約しましょう!

具体的な4つの手順

STEP1 自分の月々の使用量を把握する

まず自分の月々の使用量を把握しましょう。

使用量とは通信量と通話時間の事です。

自分の携帯の使用頻度は意外と把握できていない人が多いです。

それを把握しないと次の乗り換え先のプランを選ぶことができませんので、しっかりと数値で確認します。

今はどこのキャリアや格安スマホ会社でも独自のアプリやホームページを持っていて、そこで自分の月々の使用量を確認する事ができます。

大体の月々の通信量(GB)と通話料を確認し、過去6ヵ月分位の平均値をメモしておきましょう。

STEP2 回線を選択する

次に回線を決めます。

格安スマホ会社によって借りている回線が違うのでドコモ、au、ソフトバンクから選んで下さい。

よく使用している場所の電波がどのキャリアが強いのか、また自宅にWi-Fiがない人は自宅の電波状況を確認して選ぶのが間違いないです。

今使用のキャリアがいいならそのままでも大丈夫ですが、どこでも電波が変わらずこだわりがないならドコモがおすすめです。

なぜなら格安スマホは圧倒的にドコモ回線が多い為、選択肢が広がり節約しやすくなるからです。

auやソフトバンクであってもドコモよりは選択肢はないですが、おすすめの格安スマホもあるので関連記事の各データ容量のおすすめプランで紹介しています。

STEP3 自分に合った格安スマホを選択する

自分の使用量と回線を元に格安スマホ会社を選びます。

節約においてここが最重要です。

数ある格安スマホ会社から自分や自分の家族に合ったプランを選ぶのは難しいです。

しかし、ポイントを押さえれば難しいことはありません。

この項目はかなり重要なので以下の記事にて解説しています。

STEP4 乗り換え手続きをする

最後に乗り換え手続きをして終了です。

基本的にオンラインの手続きになりますが格安スマホによっては実店舗での手続きも可能です。

格安スマホ会社によっては基本使用料が初月無料や乗り換え時に端末大幅値引き、期間限定のキャンペーンなどを行っている企業もあります。

機会やタイミンクを逃さず計画的に乗り換えるようにしましょう。

まとめ

支出にもいろいろな種類があります。費用の種類別に筆者の個人的な見解ですが、対策の可能性や節約の優先度を簡単にまとめてみました。

スクロールできます
費用見解優先度
住居費節約の為に安い物件に引っ越すのは現実的に難しい
食費外食を減らす・格安スーパーで買いだめするなどで対策できるが、
値上げの嵐で効果は薄い
光熱費節電・節ガス・節水などの対策が期待できるが、大きく効果のある
住宅の断熱や太陽光発電などの対策はハードルが高い
医療費健康維持で対策可能だが、専門的な知識が必要で対策のハードルが高い
保険費専門的な知識が必要だが、対策の効果が期待できる
交際費人の繋がりは重要なので節約の余地なし
雑費(食費以外)生活に支障をきたさない程度に対策は可能
交通費原油高・中古車の高騰で対策は難しい
通信費通信機器の使用頻度や契約会社の見直しで十分対策が可能

以上の通り節約する時は月々の通信費に取り掛かるのが一番取り組みやすく効果的です。

その中でも携帯料金は取り掛かりやすく、生活に支障が出にくいので最優先で進めるべきです。

なぜなら、以下の3点が理由です。

  • 携帯料金の相場は以前より安くなっている
  • 格安SIMに乗り換えるハードルが低くなった
  • 節約効果が大きく長期間持続できる

使用量にもよりますが、主要キャリアの通常プランから乗り換える場合1人当たり月々4000円以上節約できます

乗り換えるだけでほっといても節約になるので、早くすれば早くするほどお得です!

この機会に格安スマホに乗り換えて家計を大幅に節約しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

何かご意見、ご感想がありましたらコメントよろしくお願いします。

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この記事を書いた人

固定費削減をテーマにした「固定費ラボ」運営者。40代会社員(二児の父)兼ブロガー。格安スマホを中心に記事を拡充中。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ私は、固定費を上手に節約して暮らしを豊かにする情報を発信しています。是非参考にしてみて下さい。

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