【FP推奨】固定電話への通話料金が劇的に安くなる通話アプリ5選
プライベートや仕事で固定電話への通話料金を安くしたいのですが、手軽にできる方法ないですか?
通話料金を節約したいなら格安スマホに乗り換える事が有効です。
でも。乗り換えなくても手軽にできる方法は「通話アプリ」がおすすめです。
通話アプリ?
固定電話に掛けられる通話アプリなんてあるの?
今は通話アプリも多くあり、固定電話にも掛けられるものもありますよ。
この記事では通話アプリのおすすめ5選を紹介したいと思います。
自分の使い方に合ったアプリを実践すれば通話料金を大きく節約できますよ。
是非参考にしてみて下さい。
- 固定電話への通話料金を安くしたい
- 手軽に携帯の通話料金を節約したい
- 携帯会社を乗り換えずに通話料金を節約する方法を知りたい
通話料金の節約は通話アプリが最も手軽である2つの理由
携帯会社を乗り換えなくても良い
現在の携帯会社を乗り換えなくても良いのが1つの理由です。
通話料金を節約したいなら格安スマホに乗り換えるのが根本的な対策ですが、皆さんは現在の携帯会社を使っている理由が少なからずあると思います。
例えば以下の様な理由が挙げられます。
- 自宅のインターネット契約割引や家族複数人契約での家族割引などの特典
- 通信品質の良さ
- 貯めてきたポイント
以上のような理由で格安スマホへの乗り換えは躊躇してしまいますよね。
それに乗り換え先を決めたり、手続きも面倒なんですよね。
そこで、格安スマホに乗り換えなくてもアプリをダウンロードするだけで通話料が安くなる「通話アプリ」が役に立ちます。
特典はそのままで、面倒な手続きもいらないんだね!
格安スマホ以上の節約効果がある
紹介する通話アプリの節約効果は格安スマホ以上です。
今回紹介する通話アプリで比較してみましょう。
通話方法 | 通話料金 | 30分の通話料金 |
---|---|---|
キャリア通常 | 22円/30秒 | 1,320円 |
格安スマホ(日本通信SIM) | 11円/30秒 | 660円 |
格安スマホ(HISモバイル) ※格安スマホ最安値 | 9円/30秒 | 540円 |
G-Call | 8円/30秒 | 480円 |
楽天でんわ | 11円/30秒 | 660円 |
Skype | 2.95円/1分 +5.20円/1回 | 244.5円(1分×30回) 114.5円(5分×6回) 104.1円(10分×3回) |
G-Call 050 | 8.8円/3分 | 88円 |
LaLa Call | 8.8円/3分 | 88円 |
手軽にできてこれだけの効果があるなら使わないと損ですね!
具体的な方法
節約できるのは分かったけど具体的にどうすればいいの?
通常の通話アプリは使わず格安通話アプリで発信する
まず大前提は通常の通話アプリを使わないこと。
固定電話に発信する時は必ず格安の通話アプリから発信しましょう。
そうしないと通常の通話料金(22円/30秒)が適用されてしまいます。
最も注意すべきは、着信履歴から返信する時。
着信履歴から直接返信してしまうと通常発信となり、通常の通話料金(22円/30秒)になります。
その際は、少し面倒ですが着信履歴の電話番号を長押ししてコピーし、格安通話アプリを起動しペーストして発信して下さい。
どうしても面倒だと感じる方は、通常の通話アプリでも格安で通話できる「日本通信SIM」や「HISモバイル」などの格安スマホを使いましょう。
LINEを併用する
通話アプリの代表格は普及率が7割以上の「LINE」
同一アプリ間の通話が無料なので、家族や友人、同僚間で通話する事に関しては最も有効な手段です。
しかし、社会生活においてLINEで全ての通話をすることは不可能なので、LINEの無料通話以外を節約する事が必要になります。
そこで固定電話にも格安で発信できる通話アプリとLINEを併用する方法を推奨します。
LINEを使える相手には必ずLINEで発信し、携帯番号や固定電話番号に発信する時は紹介する通話アプリで発信するという使い方です。
デフォルトの通話アプリの使用を限りなく少なくすることで、かなり通話料金を節約できます。
通話アプリとは?
通話アプリとは何かを簡単に解説します。
説明不要な方は次項までスキップして下さい。
通話アプリとは、文字通り通話する為のアプリケーションです。
主に以下の3種類があります。
- デフォルトの通話アプリ
- 回線交換型の通話アプリ
- IP電話型の通話アプリ
1つずつ解説していきます。
①デフォルトの通話アプリ
デフォルトは「通常」という意味。
デフォルトの通話アプリとは、最初からインストールされている通話アプリの事です。
契約している携帯会社を通して通話するアプリで、キャリアなら22円/30秒の通話料が適用されます。
途切れない高い通話品質と、着信履歴から発信できる利便性の良さが特徴です。
②回線交換型の通話アプリ
回線交換型の通話アプリとは、発信する電話番号の前に指定の番号や記号を付けて発信する事で違う回線を使えるアプリです。
プレフィックス発信ともいい、契約中の携帯会社とは別の会社で安く通話ができるのです。
特徴は以下の通りです。
- 電話回線を使っているので途切れにくい
- 自分の電話番号を相手に表示できる
- 発信してから繋がるまで少し時間がかかる
- 通話のみでチャットやビデオ通話などの機能はない
③IP電話型の通話アプリ
IP電話型の通話アプリとは、インターネット回線を使った通話アプリです。
その中でも以下の2パターンがあります。
- 050の電話番号があるアプリ
-
050アプリとは050で始まる電話番号を新しく取得して、固定電話にも発信できるタイプ。
- LaLa Call
- My050
- G-Caii050 など
- 電話番号が無いアプリ
-
電話番号無しアプリとは基本的に同一アプリ間でしか通話できないですが、無料で使えるタイプ。
- LINE
- Skype
- Zoom など
IP電話は通話アプリの中でも最安で通話ができます。
特徴は以下の通りです。
- 通話が通信品質に影響される
- チャットやビデオ通話など機能が豊富
- 同一アプリ間は無料
- 050から始まる新しい電話番号が使える(050アプリ)
- データ専用プランでも利用できる
共通する注意点
今回紹介するのが②の回線交換型と③のIP電話型の通話アプリです。
①のデフォルトの通話アプリより格段に安く利用できますが注意点も理解しておきましょう。
共通の注意点は以下の通り。
- 着信履歴からそのまま返信できない
- 緊急電話や特別な電話番号には発信できない
- 支払いは基本的にクレジットカード
- 携帯料金と別に請求が来る
- 家族間無料通話が適用できなくなる
通話アプリ 5選
では筆者がおすすめする通話アプリを5つ紹介します。
どれを使ってもかなり通話料金を節約できるのでチェックしてみて下さい。
G-Call(回線交換型)
概要
G-Callとは株式会社ジーエーピーが提供している回線交換型の通話アプリです。
「プレフィックス発信」という手法で、相手の電話番号の前に「0063」を付けて発信するとG-Callを利用する事になり、通話料が8円/30秒になります。
アプリと連絡先を同期し、アプリ内で発信すると自動的に「0063」を付けて発信されます。
月額料金 | 0円 | |
---|---|---|
対応機種 | iOS 8.0以上 Android OS 2.3.3以上 | |
登録台数 | 無制限 | |
(国内) | 通話料携帯 (番号表示) | 携帯8円/30秒 |
携帯 (番号表示なし) | ||
携帯 (番号表示) | 固定8.8円/30秒 |
メリット
- 回線交換型で通話単価が最安値
-
回線交換型の通話アプリで通話単価が8円/30秒は最安値。
キャリアの通話料が22円/30秒なので、通話品質が優先でとにかく安くしたい人におすすめです。
- 通話定額がある
-
G-Callには10分かけ放題の通話定額が利用できます。
しかも月額770円は安いです。
以下にキャリアとの比較をしてみます。
ドコモ・Softbank 5分かけ放題 880円 au 5分かけ放題 770円 G-Call 10分かけ放題 770円 月額料金はauと同じですが、2倍の時間が通話できます。
5分かけ放題では不安がある人には安心ですね。
- サービスが豊富
-
G-Callには通話を含めて以下の6つのサービスを提供しており、多様性があります。
- 通話サービス(回線交換型・IP電話型)
- 格安スマホ
- Wi-Fiルータ
- でんき
- ショッピング
- ふるさと納税
特筆すべきはショッピング。
食品を中心で贈答品に利用される人も多いです。
ショッピングを利用する事でG-Callポイントが100円につき1ポイント貯まり、通話料金に充当できるのでさらに通話料金がお得になります。
- 1契約につき登録できる電話番号は無制限
-
1つの契約で登録できる電話番号は何件でも無制限です。
大家族や団体、企業など登録したい電話番号が多い場合はG-Callがおすすめ。
デメリット
- 国際電話があまり安くない
-
同じ回線交換型の楽天でんわに比べて国際電話はそれほど安くはありません。
違いは30秒単位ではなく6秒単位である点と、発信する国によって単価が変わる点。
以下に例を挙げてみます。
国名 6秒単価 30秒の通話料 アメリカ 2.9円 14.5円 イギリス 3.9円 19.5円 イタリア 4.4円 22円 フランス 3.9円 19.5円 ドイツ 3.9円 19.5円 マレーシア 4.9円 24.5円 シンガポール 4.9円 24.5円 タイ 5.9円 29.5円 フィリピン 6.3円 31.5円 中国 4.8円 24円 韓国 3.9円 19.5円 台湾 4.5円 22.5円 香港 3.7円 18.5円 楽天でんわは一律10円/30秒なので国際電話が多い人は楽天でんわの方がお得になります。
しかし、課金時間の最低単位が6秒なので細かく請求される点は〇。
- アプリ画面が古い
-
アプリの機能は連絡先とキーパッドの入力から発信するだけのシンプルなもので、アプリの画面が古臭いのが少し気になる点です。
とはいえ、デザインの問題であり使い心地は問題ありません。
登録から利用まで
iPhoneならApp Store、androidならGoogle PlayからG-Callの無料アプリをダウンロードします。
アプリを立ち上げるとスマホの「連絡先」と同期させるか確認されますが、「同期する」を選択。
※同期させないと使用ができません。
あとはデフォルトの通話アプリを使わず、G-Callアプリを使って発信するだけで安く通話できます。
楽天でんわ(回線交換型)
概要
楽天でんわは名前の通り楽天モバイルが提供している回線交換型の通話アプリです。
楽天会員ならIDと連携して素早く使用可能。
相手の電話番号の前に「0037-68-」を付けて発信すると、通話料がキャリアの半額の11円/30秒になります。
アプリとスマホに登録してある連絡先を同期して、アプリ内から発信すると自動的に「0037-68-」を付けて発信されます。
月額料金 | 0円 |
---|---|
対応機種 | iOS 10.0以上 Android OS 6.0以上 |
登録台数 | 1契約5件まで |
通話料 | 国内:11円/30秒 海外32か国:10円/30秒 |
メリット
- 国際電話が安い
-
楽天でんわは国際電話が国内と一緒で10円/30秒(非課税)でかなり安く通話できます。
海外に掛ける機会が多い人はおすすめです。
通話できる国は以下の32か国です。
- 韓国
- 香港
- シンガポール
- 中国
- 台湾
- マカオ
- フィリピン
- ブルネイ
- インドネシア
- マレーシア
- タイ
- ベトナム
- アラスカ
- アメリカ(本土)
- カナダ
- ブラジル
- ハワイ
- グアム
- サイパン
- オーストラリア
- ニュージーランド
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- イタリア
- バチカン
- ベルギー
- ギリシャ
- オランダ
- スペイン
- スイス
- ロシア
- 楽天ポイントが付く
-
楽天でんわを利用すると利用料金100円につき1ポイント楽天ポイントが付きます。
さらに楽天カードで支払いすると100円につき2ポイントになり、楽天カードを持っている人におすすめ。
デメリット
- 楽天の回線が弱い
-
楽天でんわは楽天モバイルの電波を使用して通話を提供しています。
楽天モバイルの電波は全国の人口カバー率が99%以上ですが、まだ完全にプラチナバンドには対応していないので屋内や地下などでは弱くなってしまいます。
これから拡充していく予定ですが、まだ不安定な状態である事を覚えておきましょう。
- 完全に使った分だけの料金で、通話定額が無い
-
楽天でんわは月額料金0円で使った分だけ支払う形式で、通話定額はありません。
通話頻度が多い人や通話時間が長い人は通話定額を付けた方が安くなる場合もあります。
登録から利用まで
iPhoneならApp Store、androidならGoogle Playから楽天でんわの無料アプリをダウンロードします。
楽天でんわはスマホの「連絡先」と同期しなければ使用できません。
デフォルトの通話アプリを使わず、楽天でんわアプリの「連絡先」または「キーパッド」から発信するだけで安く通話できます。
Skype(IP電話型)
概要
SkypeはMicrosoft社が運営するIP電話型の通話アプリ。
PCやタブレット、スマホでコミュニケーションができる万能ツールで、ビジネスシーンで利用されることが多いことで有名です。
アプリをインストールして利用者登録をすれば即時使用できるので、最近では個人で利用する人も多く、安く手軽にコミュニケーションがとれるツールとして浸透しました。
LINEと同様にアプリ同士ではデータ容量を消費して無料で通話が可能。
以下のオプションサービスで固定電話や携帯番号への発信ができ、自由度が高いのが特徴。
- Skypeクレジットで支払った分だけ利用
- 月額プランで定期利用
- 050の電話番号を取得して利用も可(有料)
月額料金 | 0円 |
---|---|
対応機種 | こちらを参照 |
電話番号 | 1アカウント最大10個 |
固定電話や携帯番号に発信できるオプションは以下の2パターンあります。
- Skypeクレジット
-
Skypeクレジットと呼ばれる前払い式のタイプ。
一定の料金を先に支払ってその分だけ通話できるというもので通話が少なめの人向けです。
購入金額は購入方法によって違い、欧州中央銀行の為替レートに基づいて自動的に変換されるので注意が必要です。
通話料金も通話相手によって変わり、以下を参考にして下さい。
対象 通話料(1分) 接続料(1回) 固定電話 2.95円 5.20円 携帯電話 14.13円 9.45円 その他IP電話 4.62円 - 月額プラン
-
通話先や通話時間によって料金が変わる後払いの定額プランのタイプ。
最低でも月/100分以上の単位での契約になり、ある程度通話する人向けのです。
プランの内容は以下の通りです。
対象 通話時間 使用地域 月額料金 携帯電話と固定電話 100分間 日本のみ 404円 300分間 723円 無制限 2,040円 固定電話のみ 404円 携帯電話と固定電話 世界中 1,424円
Skypeは050の電話番号を取得する事もでき、自分の電話番号と用途を分けて利用する事ができます。
「Skype番号」と呼ばれるもので、上記の2パターンのどちらかの支払いに追加して月額料金を支払い取得が可能です。
利用料金は以下の通りです。
1カ月 | 3カ月 | 12カ月 |
---|---|---|
300円 | 855円 | 2,400円 |
期間が長くなるほど割安な設定になっています。
メリット
- 自分の通話頻度や用途によって自由にプランを選択できる
-
自分の通話頻度や用途によって以下の様に自由にプランを選択できます。
- 通話が少ない…Skypeクレジット
- 通話が多い…月額プラン
- 050の電話番号に着信したい…Skype番号をプラス
- 支払方法が豊富
-
通話アプリは基本的にクレジットカードでの支払いのみですが、Skypeは様々な支払方法に対応しています。
- コンビニ
- 銀行振込
- iTunesストア
- Google Play
- PayPal
- クレジットカード
クレジットカードを持っていなくても支払う事ができるので、誰でも手軽に利用できます。
- 通話単価が最安値
-
今回紹介する通話アプリの中では通話料が最安値。
通話頻度によっては接続料があるのでSkypeクレジットは高くなってしまいますが、月額プランはかなり安いです。
300分プランでは2.14円/1分、100分プランでも4.04円/1分になり、とにかく安くしたいという人にはおすすめ。
デメリット
- Skypeクレジットは接続料がネック
-
先払いのSkypeクレジットで通話すると「接続料」が別途かかってしまいます。
- 固定電話への発信…5.20円/1回
- 携帯電話とその他IP電話への発信…9.45円/1回
1回発信するごとに発生するので、通話頻度が高いとかなりの負担になってしまうのがネックです。
- 発信相手には「非通知」になる
-
Skypeで発信すると相手が携帯電話でも固定電話でも通話が「非通知」になってしまいます。
たとえSkype番号で050の電話番号から発信したとしても非通知になるので、電話番号を通知したい人には向いていません。
- HPのサポートが分かりにくい
-
SkypeはMicrosoft社のアプリです。
HPも海外仕様のため、とても分かりづらいです。
AIで和訳しているせいか、変な日本語なので料金設定やヘルプ(Q&A)が参考にならない可能性があります。
- アプリを起動していないと着信できない
-
Skype番号に着信する際、アプリを起動していないと着信ができません。
起動していない場合、留守番電話にはなりますが普段使いには不便に感じます。
登録から利用まで
アプリを起動するとサインインを求められるので、Microsoftアカウントを持っていない人は作成します。
Microsoftアカウントが作成できたらサインインしてスマホの連絡先と同期します。
この時点でSkypeユーザーとは無料通話が可能。
固定電話に発信したい時はSkypeクレジットか月額プランを購入し、050の電話番号が使いたいならSkype番号オプションを追加します。
オプションが購入できたらアプリからの発信が可能になります。
G-Call 050(IP電話型)
概要
G-Call 050とは株式会社ジーエーピーが提供しているIP電話型の通話アプリ。
G-Callとの違いは050から始まる電話番号を取得して使うIP電話型という点。
インターネット回線を使っての通話になり月額料金が発生しますが、G-Callより固定電話と海外への通話料が安く利用でき、LINEと同様にアプリ同士では無料にて通話が可能です。
月額料金 | 308円 | ||
---|---|---|---|
対応機種 | iOS7.0以上のiPhone、iPad、iPod touch Android2.3.3以上 | ||
登録台数 | 無制限 | ||
(国内) | 通話料通 話 相 手 | G-Call 050同士 | 0円 |
携帯電話 | 17.6円/1分 | ||
固定電話 | 8.8円/3分 |
メリット
- 電話番号を使い分けられる
-
G-Call 050は050で始まる新しい電話番号を使用して安く通話できます。
ゆえに現状の電話番号をプライベートに、新しい050の電話番号をビジネスに、と用途を使い分けられます。
- データ専用プランでも使用可能
-
G-Call 050はインターネット回線を使って発信できるので、携帯プランは音声通話プランでなくデータ専用プランでも使用可能。
音声通話プランよりデータ専用プランの方が割安なので通信費全体を節約できます。
- iPad・iPod touchから発信できる
-
G-Cal 050はiOSに幅広く対応しており、iOS7.0以上のiPad・iPod touchからでも発信できます。
- 国際電話が安い
-
G-Call 050は回線交換型のG-Callに比べて国際電話が安く利用できます。
通話料は以下の通りです。
「G-Call 050」国際電話の1分当たりの通話料 ※()は携帯電話への通話料
国名 通話料 アメリカ 5円 アルゼンチン 10円(40円) カナダ 10円 メキシコ 10円(35円) イギリス 90円(55円) イタリア 10円(72円) スペイン 90円(110円) ドイツ 120円(75円) フランス 10円(80円) ロシア 15円(60円) 中国 18円 韓国 10円 香港 10円 台湾 10円(30円) インド 10円 インドネシア 10円(20円) 国名 通話料 カンボジア 10円(15円) シンガポール 10円 タイ 10円 バングラデシュ 10円 マレーシア 10円(20円) スリランカ 40円 ネパール 40円 パキスタン 20円 フィリピン 30円(36円) ベトナム 16円 マカオ 36円 ミャンマー 70円 ラオス 30円 オーストラリア 10円(30円) グアム 10円 サイパン 20円 パラオ 80円 全体的にG-Callよりもかなり割安な上に発信できる国数も多いです。
特にアメリカには楽天でんわの半額で通話できる点が大きなメリットですね。
デメリット
- 月額料金が発生する
-
050の電話番号を使用する為、308円の月額料金が発生します。
通話料が安いので電話する頻度が高い人はトータルで安くなりますが、あまり電話をしない人にとっては月額料金分割高になる可能性があります。
- 携帯電話への発信はそれほど安くない
-
G-Call 050は国内の携帯電話への通話料が17.6円/1分でそれほど安くはありません。
国内の携帯電話への通話が中心ならG-Callの8円/30秒の方が安くなります。
- チャットやグループ通話、ビデオ通話などには対応していない
-
G-Call 050はIP電話ですが、LINEの様にチャットやグループ通話、ビデオ通話などには対応していません。
登録から利用まで
申し込みが完了するとG-Call 050のID・パスワードを郵便書留で送付されます。
G-Callサービスが初回利用の場合、郵便書留の発送に最大3営業日程度かかります。
郵便書留不達の場合、審査基準に基づき申込みキャンセルになる点に注意が必要です。
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playから「cloud softphone」のキーワードで検索し、
無料のG-Call050アプリを端末にインストールします。
アプリを起動した後、G-Call専用ID【256050】を半角で入力します。
「256(ジーコール)050」と覚えて下さい。
パスワードは空欄のままで【サインイン】をタップします。
郵便書留で送付された専用アカウントのID/パスワードを半角で入力し、完了/保存をタップします。
これでアプリより発信が可能になり、電話を掛ける時にはG-Call 050アプリから発信します。
LaLa Call(IP電話型)
eo光(光インターネットサービス)やmineo(格安スマホ)の「オプテージ」が提供しているIP電話型の通話アプリ。
G-Call 050と同様、050の電話番号を新たに取得してインターネット回線を使って通話ができます。
月額料金が発生しますが、G-Call 050より月額料金も通話料も割安です。
携帯電話、固定電話、国際電話が全体的に安く利用でき、同サービスのアプリ同士では無料にて通話が可能です。
月額料金 | 110円 ※eo光・mineoユーザーとその家族は 無料通話が110円分が付き実質0円 | ||
---|---|---|---|
対応機種 | iOS14以上 Android™ 4.4以上 | ||
登録台数 | eoIDにつき1人 | ||
(国内) | 通話料通 話 相 手 | LaLa Callアプリ ビジネスLaLa Call eo光電話 オフィスeo光電話 光電話オフィス 050IP電話(無料提携) | 0円 |
携帯電話 | 8.8円/30秒 | ||
固定電話 | 8.8円/3分 | ||
050IP電話(有料提携) | 8.14円/3分 | ||
災害用伝言ダイヤル(171) | 33円/3分 |
メリット
- 電話番号を使い分けられる
-
LaLa Callは050で始まる新しい電話番号を使用して安く通話できます。
ゆえに現状の電話番号をプライベートに、新しい050の電話番号をビジネスやネット上での登録に、と用途を使い分けられます。
- データ専用プランでも使用可能
-
LaLa Callはインターネット回線を使って発信できるので、携帯プランは音声通話プランでなくデータ専用プランでも使用可能。
音声通話プランよりデータ専用プランの方が割安なので通信費全体を節約できます。
- 月額料金が安い
-
LaLa Callの月額料金は110円で050の電話番号を取得できるサービスの中ではかなり安いので、気軽に始める事ができます。
- eo光・mineoユーザーは月額料金110円分の無料通話が付く
-
インターネット回線のeo光、格安スマホのmineoのユーザーとその家族4人までは110円分の無料通話が付き、実質無料で利用できます。
固定電話なら34分の通話相当なので、eo光・mineoユーザーはかなりお得です。
- ブラウザから直接通話できる
-
ブラウザに表示された電話番号に直接LaLa Callで発信する事ができます。
iOS限定の機能で、ブラウザ画面から「共有」→「…(その他)」→「アクティビティ」でLaLa Callをオンに設定する必要があります。
発信する際はブラウザ画面から「共有」→「LaLa Callアプリ」→「発信する」で可能です。
コピペする必要がなくスムーズに使えます。
- 機能が豊富・プッシュ着信通知・メールへの音声添付が標準装備
-
LaLa Callは標準で使える機能が豊富。
以下の機能が通常で使えます。
- 留守番電話…90秒のメッセージを20件保存できる
- プッシュ着信通知機能…アプリを起動していなくても着信に対応できる
- プッシュ着信通知機能…指定のメールアドレスに音声ファイルを送信できる
- メッセージや画像の送受信…最大500文字のテキストやスタンプ、写真、動画、位置情報の送受信がLaLa Call契約者同士(最大30人)で可能
デメリット
- 携帯電話番号か固定電話番号が必要
-
メリットでも書きましたが、LaLa Callはインターネット回線を使って通話するので、データ専用プランでも通話が可能で通信費全体を節約できます。
しかし、初期設定をする際に本人確認の為利用者の端末に自動音声で電話を受ける必要があるので、携帯電話番号や固定電話番号が別途必要です。
- 1つのeoIDにつき登録できる電話番号は1つ
-
LaLa Callは基本的に1つのeoIDにつき登録できる電話番号は1つです。
しかし、eo光とmineoのユーザーはファミリー会員として複数登録する事ができます。
- 現在eo光・mineoユーザー以外は申し込みできない
-
現在eo光・mineoユーザー以外は新規で申し込みができません。
原因は不明ですが、少し待つ必要がありそうです。
- 国際電話は別途申し込みが必要
-
LaLa Callは国際電話の使用は基本的に別途申し込みをしないと利用できません。
しかも発信可能な国は多いが、全体的に少々高めな印象です。
アメリカには6円/1分で安いのですが、その他の地域が高いです。
登録から利用まで
iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle PlayからのLaLa Callアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたアプリを起動し、画面にしたがって初期設定をおこないます。
初期設定が完了すれば、アプリを使用して発信する事ができます。
あなた向けの通話アプリの選び方
それぞれ特徴が違うんですね。
複雑で分かりにくいな…
では、どれを選べばいいかわかりにくい人に選び方のポイントを簡単に解説します。
- 自分の電話番号を相手に通知したい…G-Call・楽天でんわ
- 相手への通知は「非通知」で良い…Skype
- 電話番号を使い分けたい…Skype・G-Call 050・LaLa Call
- 通話頻度が少ない…G-Call・楽天でんわ
- 通話頻度が多い…G-Call・Skype・G-Call 050・LaLa Call
自分の使用状況を考慮して、選ぶ参考にしてみて下さい。
まとめ
今回の記事は通話料金を節約できる「通話アプリ」のおすすめ5選を紹介しました。
通話アプリは携帯会社の乗り換えも必要なく、最も手軽に通話料金を節約できるツールです。
しかし、選択肢が多くどれを使えばいいかわからないものです。
紹介した通話アプリのどれを利用しても通話料金は節約できます。
個人的におすすめなのは、筆者も利用している「G-Call」
通話品質はデフォルトの通話アプリと同品質で安定して通話可能ですし、「月額料金0円」+「8円/30秒」で使った分だけ支払う料金体制があまり通話をしない筆者にピッタリなんです。
同じように感じる方は是非利用してみて下さい。
通話料金の節約は通話アプリが手軽にできますが、格安スマホとセットで利用するとさらに通信料金も節約できて効果は抜群です。
以下の記事も参考にしてみて下さい。
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